バランスの良い食事を手軽に食べられるもつ鍋 | <SHOP-BLOG>鹿児島・肉の寺師

バランスの良い食事を手軽に食べられるもつ鍋

Update on : 2023.05.23
冬に食べる鍋の定番のひとつ、もつ鍋

寺師家では冬に限らず年中食べているもつ鍋。

春夏秋冬、季節を問わずもつ鍋を食べてもOKな理由、むしろもつ鍋を食べた方が良い理由がきっとあるはず。もつ鍋はバランスの良い食事を手軽に食べられる食事のはず。そう思い、鹿児島女子短期大学・生活科学科の改元香准教授にお聞きした。

管理栄養士・医学博士である改元先生

若い世代ほど主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が出来ていない

改元先生「主食・主菜・副菜*を組み合わせた食事を1日に2回以上食べることが「ほとんど毎日」の割合は男性47.6%、女性52.7%。年代別にみると、男女ともに若い世代ほどその割合が低い傾向にあります」
※もつ鍋の場合「主食=しめの麺、雑炊」「主菜=もつ、豆腐」「副菜=キャベツ、ニラ、(アボカド)」
 
主食・主菜・副菜を組み合わせた食事の頻度
平成27年国民健康・栄養調査結果の概要より引用

若い世代ほど野菜摂取量が少ない

「野菜摂取量の平均値を見ると20歳〜30歳代で少なく、60歳以上で多くなっています。1日の目標摂取量350gに対して、約80g少ないです。これはキャベツ2枚、ニラ0.7〜0.8束程度です。」

 
図2 野菜摂取量(g)
令和元年国民健康・栄養調査結果の概要より引用

全世代で食物繊維摂取量が目標値より少ない

「20歳から70歳以上にいたるまで、1日の目標摂取量に足りていません。野菜・きのこ・海藻類小鉢1品、麦ごはん、パスタ、そば等でプラス6g程度摂取すれば目標値に達します。」

 
図3. 食物繊維摂取量(g)
平成27年国民健康・栄養調査結果の概要より引用

既婚女性、特に長時間働く女性は、健康的ではない食事をしている

「日本人既婚女性の労働時間は、米の摂取量の増加と野菜、ジャガイモ、大豆製品、海藻、タンパク質、食物繊維、ほとんどのビタミンやミネラルなどの栄養素の摂取量の減少と関連しています。この研究は、仕事をもつ日本の既婚女性、特に長時間働く女性は、健康的ではない食事をしていることを示しました。仕事を持つ既婚女性の食事摂取量を改善するための努力が必要かもしれません。」

 
4. 共働き世帯の年次推移
FumiO et al., Nutrients, 13(9), 3005, 2021

もつ鍋は主食・主菜・副菜を1つの鍋で簡単調理、効率よく摂取できる

「もつ鍋は主食・主菜・副菜を1つの鍋で簡単に調理、効率よく摂取でき、さらには大豆製品である豆腐や、食物繊維を多く含む野菜などを十分に摂ることができます。共働きで忙しい若者の食の問題を解決してくれる逸品ではないかと考えます。」

バランスの良い食事を手軽に食べられる寺師のもつ鍋

野菜も美味しく食べられる寺師のもつ鍋
健康の維持・増進のみならず、もつとスープの美味しさ、さらには鍋を囲む幸せで生活の質の向上にも貢献できるかもしれません。ただし、肉の寺師さんのもつ鍋は美味しすぎるがゆえに、食べ“過ぎ”には注意が必要ですね(笑)」




寺師のもつ鍋のファンでもある改元先生、論文やご自身の感想をもとにまとめてくださった。食べ過ぎには注意してもつ鍋とともに幸せに暮らしていきたい。

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