黒豚の食事には、農家独自の配合飼料や、市販の配合飼料を与えており、さつまいもや、大麦・パンくずを基礎配合することで、良質の脂肪を作ることが出来ます。
また、酵素活性化のため、荏胡麻や焼酎粕を与えたり、便秘しがちな豚のため、腸の調子を整える効果のある、栗や海草、牧草を与えながら品質のいい黒豚を育てあげています。
それらの工夫の結果が美味しいかごしま黒豚になるのですね。
かごしま黒豚は、肉の筋繊維が細かく、食べたときの歯切れ、やわらかさがとても印象的です。
また、保水性が高いため肉質がしまり、脂肪組織の水分が少ないため、水っぽさを感じません。
さらにかごしま黒豚には旨み成分が多く、中性糖やアミノ酸が豊富で、脂肪の溶ける温度が高いために脂がベトつかず、さっぱりした味わいが旨みの特徴です。
肉の寺師では、黒豚の軟骨や、かごしま黒豚(バークシャー種)を掛け合わせたハイブリッド豚「鹿児島うんまか豚(とん)」を提供しています。ご自宅でのしゃぶしゃぶや、鹿児島の郷土料理・なんこつ味噌煮などにいかがでしょうか。